ニキビケアというのは、なかなか大変なものです。学生の頃にできる「思春期ニキビ」であれば自然と治る事もあるでしょう。ですが、社会人になってからできる「大人ニキビ」には、本当に悩まされるところです。自分では一生懸命ニキビケアに取り組んでいるつもりなのになかなか治らないと嘆いている方も多いはずです。ニキビケアをしているのになかなか効果が出ないというのも、精神的にもつらいものがありますよね・・・

 

そこで、私もニキビケアについては色々と調べていてします。そして分かったことですが、ネットで口コミを見ていると、実はほとんどの方がニキビケアの基本である肌の仕組みを理解していないのだなと感じたのです。当たり前ですが、肌の仕組みをしないままニキビケアをしても思うように効果は出ないでしょう。ニキビケア商品を使用しても効果が出ないという状況ができてもなんだ不思議はありません。

 

そこでですが、以下にはニキビケアに重要な肌の仕組みを徹底的に解説していこうと思います。

 

 

ニキビケアは皮膚の仕組みの仕組みを知る事がポイント!!

 

「結果には、そこに至る原因がある!!」なんて、会社の上司に尻を叩かれた方もいるのではないかと思います。実はですが、ニキビケアにも同じことが当てはまるのです。つまりですが、何が言いたいかというとニキビケアをするのであれば”皮膚の仕組み”をしっかりと理解しておかないといけないという事です。皮膚の仕組みを知る事はニキビケアに必要不可欠と言っても良いでしょう!!

 

 

皮膚組織の基本的な構造は3層でできている!!

 

さて、本題の皮膚の構造はどうなっているのかを詳しく見ていく事にしましょう。上記の図は人の皮膚の構造を大まかに表したものです皮膚の構造は表面から「表皮」、「真皮」、更に皮膚の深層部には「皮下組織」がり、基本的にこの3層で構成されているのです。

 

表皮には汗孔や毛孔(分かりやすく言えば毛穴)があり、これらは真皮にある皮脂を分泌する皮脂腺や、汗を分泌する汗腺の出口となっています。皮脂腺は毛幹(毛)の近くに位置して毛幹のある管へとつながっています。後程解説しますが、これこそが”皮脂が溜まる”場所です。ここに皮脂がたまるとニキビの原因である悪な菌が繁殖しやすくなるのです。

 

真皮と皮下組織には無数の血管が通っており、栄養を運んだり老廃物を処理したりしている事は良く知られています。ですが、皮下組織はそのほとんどが皮下脂肪で成り立っています。そこに汗腺の一種でアクポリンの分泌を行うアクポリン腺などがありあります。

 

潤いや弾力を生み出す真皮の役割!!

 

潤いや弾力のある若々しい肌は、真皮の部分が大きくかかわっています。真皮は、乳糖層、乳糖下層、網状層の3層からなり、細かい繊維が網の目のように並んでいる網状層には、コラーゲン(膠原繊維)、エスラチン(弾力繊維)があり、肌の弾力をキープするのに欠かせない役割を担っています。なぜかと言うと、この網状層に十分な水分がある事で潤いが保たれ、ふっくらとした張りが実現するからです。

 

この水分を保持する機能が低下すると、皮膚の老化現象が起こりシワやたるみなどの症状、更にニキビなどの肌荒れ改善がしにくくなるのです。化粧水などで肌の保湿が咲けばれるのは、まさにこのためと言えるでしょう。

 

そして、真皮の下の皮下組織は皮下脂肪組織とも呼ばれれます。これはそのままですが脂肪を蓄える場所です。女性らしい丸みを帯びた体型は、皮膚の最下層の皮下組織が発達する事で実現します。また、適度な脂肪を蓄えることで体温を保温するという大切なや役割も果たしています。ですが、脂肪が多ければ、皮脂もたまりやすい事もあります。

 

 

ニキビ発生のメカニズムを皮膚の構造から探ると!!

 

 

次にニキビ発生のメカニズムが、どの様になっているのかも皮膚組織の構造からみていく事にしましょう。先ほどの皮膚の仕組みの中で触れましたが、ニキビができる過程に皮脂がたまるという事がありました。ですが、疑問なのは、なぜ毛穴に皮脂がたまってしまうのか??いったい、正常な皮膚組織と何が違うのか??という事です。

 

実はですが、皮脂の分泌には性ホルモンが大きく関わっていると言われています。例えばですが、ニキビができやすい年ごろでいえば学生を例に挙げてみると、思春期を迎えた学生のほとんどは、第二次成長期を迎えて性ホルモンのバランスが乱れる事は多くの方の周知のところだと思います。

 

性ホルモンには、アンドロゲン(テストステロン)に代表される男性ホルモン、卵胞ホルモン(エストロゲン)や黄体ホルモン(プロゲステロン)といった女性ホルモンがあります。第二次成長期を迎えると、男性ホルモンの分泌が盛んになります。男性はともかく、女性のなのに男性ホルモンが分泌されるの?なんて思う方もいるかもしれませんが、実は女性であっても男性ホルモンは分泌されているのです。

 

女性の身体でも女性ホルモンと男性ホルモンがあり、その両方がバランスをとる事で肌の健康を保っているのです。男性ホルモンと女性ホルモンにはそれぞれ役割があります。

 

  • 男性ホルモン ・・・ 皮脂分泌の働きを促して角質を厚く丈夫にする働き。
  • 女性ホルモン ・・・ 皮脂を抑え肌のバリア機能を高める働き。

 

この男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが崩れると、皮脂が過剰に分泌される事になり、皮膚はどうしても油っぽくなってきます。皮脂が過剰に分泌されると毛穴から排出しきれなくなります。するとそこにコメドが形成される事になります。それ以外に皮膚が固く毛穴の開きが悪くなる”角化”にも、男性ホルモンが関係しているのではないかと言われています。そして、皮脂がつまり毛穴がをふさいでしまうとどうなるかというと・・・

 

皮脂で毛穴をふさいでしまうとどうなるかというと、ニキビの原因菌であるアクネ菌の繁殖しやすい肌環境になってしまうという事です。アクネ菌は元々、誰の肌にも存在する常在菌ですが、空気に触れずない場所、なおかつ、脂肪の多い場所を好む傾向にあります。つまり、皮脂が詰まった毛穴というのはアクネ菌の繁殖しやすい環境という事で、その部位に炎症が起きる可能性も高くなるのです。これがニキビの発生のメカニズムなのです!!

 

ちなみにですが、皮脂が増える原因やケア方法については以下の記事でも詳しく紹介しています。ニキビがすでにできている、もしくは、ニキビができそうで心配だという方は、ぜひ参考にして下さい。

 

▶ 皮脂が毛穴に詰まる原因についてまとめた記事はこちら!!

 

 

 

ニキビケアには皮膚組織の代謝(ターンオーバー)も重要です!!

 

 

ニキビケアには気を付けてはいるけれど、それでもニキビができてしまうという方も多くいることでしょう。そんな時、ニキビケア商品を使いケアする方も少なくないと思いますが、そこでもやはり皮膚の組織を理解しておかないといけません。なぜなら、ニキビケアには皮膚組織の代謝機能が関係しているからです。皮膚組織の代謝機能の事を一般にはターンオーバー」と呼びます。

 

ターンオーバーというのは、肌の深層部でできた皮膚組織が時間の経過とともに古くなった皮膚組織を追いやる様に肌表面に現れることです。そして、その皮膚組織がさらに時間がたち劣化してフケや垢などの汚れとして剥がれ落ちるまでの一連の流れの事です。このターンオーバーがニキビケアにはかなり重要になってくるのですが、多くの方は理解していないようです。

 

ターンーバーの周期というのは若い女性の場合でも、最低28日以上かかります。それも年齢が増えれば増えるほど、ターンオーバーの周期は長くなります。ニキビの原因に関しては繰り返し伝えていますが、毛穴に皮脂がたまったり、皮膚の老化(角化)が原因です。その皮膚組織を生まれ変わらせて肌質改善をしようと思うとかなりの日数がかかってしまう事になるのです。

 

ですから、ニキビケアに関しては肌のターンーバーを意識してみると良いと思います。よくネットの口コミでニキビケア商品を使って数週間で効果があるないと騒いでいる方がいますが、そもそも使用期間が足りないのでは??と思えて仕方ないのです。私の感覚的なものですが、ニキビケア商品を使った場合でも3ヵ月以上は継続して使いたいところではないかと思います。

 

 

ニキビケアで肌がヒリヒリしたり、赤くなるのは・・・

 

 

ニキビケア商品の口コミを見ているとたまに「〇〇を使い始めたら、急に肌が赤くなってヒリヒリした!!」などと言って、副作用ではないかと疑うような内容を投稿している方がいます。確かに、一見、副作用の様に思えますが、実はそうではないのです。これも皮膚組織のメカニズムを知っていれば回避できるリスクかもしれないのです。

 

なぜかと言うと、ニキビなどで荒れた方の肌質というのは弱っていてアルカリ性に傾いています。そこにニキビケア商品の成分が浸透するという事は弱ったアルカリ性に傾いた肌を正常な弱酸性の肌に戻そうとする働きが起こるのです。すると、それに肌が驚き「赤み、ヒリヒリ、痒み」など症状としてあらわえる事があるのです。勿論、すべての方がそうではないですが。

 

ただこれらの症状は、肌を正常な状態に戻すための反応なので、副作用ではなく「好転反応」と呼びます。この好転反応はターンオーバーが完了するまでに、ほとんどの方は症状が治まります。そして、肌質化が改善でき、ニキビケアができたという報告も多数あります。ですから、好転反応は決して肌に害があるものではないのです。

 

ただ先ほども触れたように、ネットでニキビケア商品の口コミを見ていると、多くの方が好転反応を副作用だと勘違いして、継続使用を諦めてしまっているようです。もし、そのニキビケア商品をもっと継続使用していれば肌質が改善でき、ニキビの改善にもなったかもしれません。そう考えると肌組織のメカニズムを知るという事は、どれだけ大事かという事が分かってもらえるのではと思います。