皆さんも一度は「目にしたことがあるかもしれませんが、街中の薬局やドラッグストアに行くと色々な漢方成分を謳っている成分が並んでいます。私が何となくで思い出すだけでも、大正製薬、ロート製薬、武田薬品、小林製薬、山田漢方製薬、ツムラ、クラシエなどなど色々なメーカーが官報に力を入れています。そして、その効果にニキビケアも謳っているのです。

 

とは言え一般の方に漢方薬がどうこうと言ってもピンとこないと思います。そこでこの記事ではニキビケアと漢方薬の働きについて詳しくまとめてみました。漢方薬に興味がる方は勿論ですが、漢方薬については全く分からないという方にこそ参考にしてもらえればと思います。

 

 

 

ニキビケアに漢方薬が注目される理由って、何なの!?

 

 

ニキビケアというと、多くの方は「塗り薬」を連想される事と思います。事実、ニキビが悪化して皮膚科に来る患者さんの多くが「何か塗り薬を下さい!!」というリクエストをするそうです。確かに皮膚が炎症なりで悪化していると何かしら塗る事で抑えようとするのは不思議ではないかもしれません。ですが、本当にニキビケアに塗り薬が最善なのかという事を皆さんは考えたことがあるでしょうか??

 

実は、塗り薬があまり有効でない皮膚病というのは数多くあります。例えばですが、例を出すと食品を口にした時に出るアレルギーで蕁麻疹が治まらない時に塗り薬を塗っても何ら改善はしないでしょう。それと同様で、ニキビの場合(特に大人ニキビは尚更)、体内で何らかの異常を起こししているケースが多いのです。つまり、そこに塗り薬というのはあまり根本的な改善と言えないのです。

 

ニキビの原因は大抵がホルモンバランスの乱れからくるものです。体の外側だけのケアでは治しきれません。生活を見直し、なおかつ、体の内側から働きかける飲み薬を必要とする場合も出てくるでしょう。そんな時に体内のホルモンバランスの働きを助け免疫力をアップさせるのが漢方薬の働きだという事です。漢方薬の具体的な働きは以下に載せておくので参考にして下さい。

 

 

ニキビケアに漢方薬が果たす役割は体内からの体質改善!!

 

 

なぜ大手製薬会社までもが漢方薬の効果を謳うのかという事ですが、理由は簡単です。医学的にも効果が証明されているからです。ニキビケアに関しても、同様でニキビの原因であるホルモンバランスの乱れを整えたり、皮膚を外部の細菌や汚染物質から守る免疫機能を高めるなどの効果が分かっています。

 

「肌は内臓を映す鏡」という言葉があります。睡眠部族だったり体調が悪かったり、ちょっとしたことでも肌に現れるものです。つまり、体の外部だけでなく、体の内部、早く言えば体全体を考えてケアしていかなければ肌の健康は考えにくいという事です。ですから、ニキビになったからと言って塗り薬だけに頼るのではなく、体の中からケアも大切になってきます。

 

漢方薬は、体の中からバランスを取って、自分自身の治癒力を高めていく東洋の薬です。漢方薬でニキビケアをしていくという事は、頭痛や生理中、更に便秘などニキビ以外にも数多くの症状改善に効果が期待できます。また、抗生物質と違って、漢方薬を使用する場合は、飲むことを辞めても再発する可能性は非常に低いという特徴があります。肌本来の治癒力を向上させるからこそでしょう!!

 

「漢方薬では効果がなかなか出ないのでは!?」と思う方もいる様ですが、実際に漢方薬を飲んだ方の感想では1ヵ月ほどで効果を実感したという声も少なくないです。ただ個人差があるので一倍には言えないのも事実です。アトピー性皮膚炎などの慢性的な皮膚病の方は、半年や1年以上という長いスパンで飲み続ける方が間違いなく効果は高いはずです(^^)/

 

 

ニキビケアにおすすめの漢方薬をピックアップすると!?

 

以下に紹介するのは漢方薬の中でも特にニキビケアに効果が期待できるものです。但し、東洋医学独特の考えに基づいているので、さすがに私も解説にてこずりました。多少、説明が分かりずらいかもしれませんが、ご了承下さい。orz

 

 

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

 

 

 

 

「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」は、全身に大切な栄養を与え、血行を良くするのと同時に、水分代謝を整えることで余分な水分を体からとり除いて、冷え症で貧血の傾向があり疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などを訴える方におすすめです。

 

効果としては、月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)、めまい・立ちくらみ、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え症、しもやけ、むくみ、しみ、耳鳴りなどの改善が期待できます。

 

 

加味逍遙散(カミショウヨウサン)

 

 

 

 

「加味逍遙散(カミショウヨウサン)」は、漢方の古典といわれる中国の医書「和剤局方」に収載されているほどの薬方です。疲れやすい方の冷え症や、月経不順などに効果があります。体力中等度以下で、のぼせ感があり、肩がこり、疲れやすく、精神不安やいらだちなどの精神神経症状改善に役立ちます。また、便秘、冷え症、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期障害、血の道症、不眠症の改善芋効果が期待できます。

 

 

桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)

 

 

 

 

「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」は比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷えなどを訴える方におすすめです。月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、血の症、肩こり、めまい、頭重、打ち身(打撲症)、しもやけ、しみ、湿疹・皮膚炎、にきび(注)「血の道症」とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状を指します。

 

 

荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)

 

 

 

 

「荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)」は、首から上の炎症に効果が期待できるため、鼻づまりを改善していきます。また、体力中等度以上で、皮膚の色が浅黒く、ときに手足の裏に脂汗をかきやすく腹壁が緊張している方、特に蓄膿症(副鼻腔炎)、慢性鼻炎、慢性扁桃炎、そしてにきびなどにも効果が期待できます。ちなみに、眠くなる成分は入っていません。

 

 

清上防風湯(セイジョウボウフウトウ)

 

 

 

 

「清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)」は、にきびや吹き出物、湿疹は顔面に多くできる方におすすめです。体力が中等度以上で普段から顔が赤く、のぼせ易い人にも効果が期待できます。眼が充血し易いというのも一つの特徴です。

 

また、顔はのぼせ易くないが、赤く腫れた痛みを伴うようなにきびや吹き出物の場合には以下の十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)ををおすすめします。生理の前にだけ吹き出物がでるようなタイプの方には上記の加味逍遥散(かみしょうようさん)とヨクイニンを一緒に使用することが多いです。

 

 

十味敗毒湯(ジョウミハイドクトウ)

 

 

 

「十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)」は、できものや急性で発赤し、腫れて痛みのある化膿性の皮膚疾患、アレルギーなどにより発赤があり、ときに化膿する化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期、じんましん、湿疹・皮膚炎、水虫皮膚炎、湿疹、じんましんなどかゆみや熱をもった症状に多く使用されます。上記の清上防風湯(セイジョウボウフウトウ)と使い分けて使用するのも良いでしょう。

 

 

ニキビケアに漢方薬がおすすめだからと言っても・・・

 

 

今回は漢方薬について色々と触れました。確かに漢方薬の中にもニキビケアに効果が期待できるものがあると分かってもらえたかと思います。ですが、あくまでこの記事でまとめたのは漢方薬の効果についてです。例えばですが、それを使用する方の体質がどうしても合わないという可能背もないとは言えないのです。つまり、漢方だから副作用がないと思うのは間違いだという事です。

 

稀にですが、漢方薬を飲んで胃がもたれろとか、下痢をする症状を起こす場合も考えられます。その時は使用量を減らしたり、かかりつけの医師に相談するのが賢明です。漢方薬だから大丈夫だろうと安易に考えない様にしたいところです。その上で、しっかりと漢方薬を使用するのであれば、私もニキビケアに漢方薬はおすすめだと思います(^^)/