脂肪肌は皮脂分泌過剰で、保湿を避けると悪化も?

 

皮脂分泌が過剰になる意外な原因とは?

脂肪肌とは、皮脂の分泌が必要以上に盛んな肌質の事を指します。肌がテカりやすく、開いた毛穴が目立ち、赤いニキビができやすいという特徴があり、”オイリースキン”とも呼ばれます。

 

脂肪肌になるのは、体質の他、間違ったスキンケアや生活習慣でなる場合があります。脂っぽい肌を何とかしようと1日に何度も洗顔をしたり、テカりそうだからと保湿を避けていると、肌は乾燥しないようにと皮脂の分泌を増やしてしまいます。多くの方がこの事実を知らずにケアしているのが実情です・・・

 

皮脂は本来、天然の保湿クリーム!

皮脂は、皮脂腺から分泌され、毛包壁から肌の外部に出た後、汗と混ざり合って皮脂膜となり、肌表面に広がります。”転円の保湿クリーム”と呼ばれる皮脂膜は、肌表面を包み込み、紫外線や汚れから皮膚を守ります。同時に、肌の水分をキープして、潤いを保ちます。

 

皮脂の分泌は男性ホルモンが関係しますが。思春期には男女とも男性ホルモンの分泌が増えて皮脂分泌が盛んになります。大人になっても皮脂が活発に分泌されて脂肪肌になるのは、年を重ねる事で毛穴が開いて皮脂が出やすくなったり、遺伝的に皮脂膜が大きいケースなどがあります。

 

加齢や遺伝的な体質、その他様々な原因を調べて、脂肪肌を正しくケアするべきです。

 

脂肪肌が原因で引き起こされる肌トラブルとは?

 

では、脂肪肌だとどの様な肌トラブルになりやすいのかをまとめてみました。皆さんも、以下に当てはまっていないか確かめてみて下さい。

 

【テカリ&キメが粗い】

脂肪肌の方は皮脂の分泌が多い為、額や鼻の頭などがテカりがちです。とは言え、洗顔や脂取り紙で皮脂を取る事を度々繰り返すと、余計に皮脂を分泌してしまい、逆効果になりかねません。正しい洗顔と保湿を心がけ、根本的な改善を目指すべきです。

 

毛穴に皮脂が詰まり、大きく開き気味になります。肌表面がザラザラとして、キメが粗くなります。正しい肌を清潔に保ち、肌のターンオーバーが正常になるように心掛けるべきです。余分な皮脂は溜めないようにする事が大切です。

 

【毛穴の詰まり&開き】

過剰な皮脂は角栓となって毛穴に詰まり、毛穴が常に開いた様な状態になります。角栓はコメドとも言い、毛穴から白く盛り上がって見えます。これは古い角質や皮脂が毛穴の中で塊となって発達したもので、炎症が起きるとニキビになります。

 

また、加齢によって、毛穴は弛んで細長く伸び、ほうれい線の原因となる事もあります。これは真皮のコラーゲンなどが減少して、肌の弾力が低下する為です。また、長期間毛穴に詰まった皮脂は、酸化して黒ずむ事もあります。角質ケアなどで改善するのがおすすめです。( ⇒ 面白いほどポロポロ角質が取れるピーリング!  )

 

【ニキビ&くすみ】

疲れや睡眠不足は血行不良を招き、皮脂の過剰分泌につながります。毛穴に詰まった皮脂は酸化してターンオーバーを滞らせしまい、表皮の古い角質が肌に留まります。また、血液やリンパ液の流れが滞ると、肌の細胞に儒分な酵素や影響が行き渡らなくなります、この場合は上記でも触れたピーリングや、食事でビタミンE・A、鉄分と摂取すると良いです。

 

過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まると、アクネ菌(ニキビ菌)が繁殖してニキビの原因になる事もあります。その症状が悪化するとクレーターのような跡が残ってしまうので、早めのケアがおすすめです。( ⇒ 肌トラブルを改善するサイエンスコスメb.glen  )

 

思い込みが脂肪肌を悪化させている事が多い!

 

「脂っぽい肌って、肌の中が凄く乾燥しているらしい」と思い込んで皮膚科に駆け込む方も多いと聞きます。確かに間違いではないのですが、若干、過剰に受け止め過ぎのように感じます。脂肪肌と言えども、通常、肌の中がカラカラになることはないです。特に20代前半まではほとんど心配がありません。

 

以前は、脂肪肌やニキビ肌の方が保湿をせずに、肌の乾燥がかなり進行してから皮膚科に駆け込む事が少なくありません。乾燥肌の方は、乾燥によって肌の痒みや赤みが生じる事に敏感ですが、脂肪肌の方は、まさか自分の肌が乾燥するとは思っておらず、症状が進行してしまっていたのです。実際、何かしらの原因によって、肌の中心部に水分が減っているケースはあります。

 

元々、人間の肌は自分で水分を作る事ができません。肌の水分量は角質が持つ保湿で保たれていて、その上をクリームの様な皮脂が覆っています。皮膚の中心部の水分量が低下いていくと、肌はそれを補おうと油分をどんどん足して、箔を張ろうとします。その状態が”インナードライ”です。

 


脂肪肌は、基本的には皮脂腺が多く、その働きも活発です。何かしらの原因によって、水分を保持しようと脂が出ている場合もありますが、脂肪肌は基本的に脂質が多い事を忘れずにケアをすすめた方が良いでしょう!